簡単にボディの浅いかすり傷を消す方法
ボディについた浅い擦り傷は、コンパウンドで磨く方法だけでキレイになる場合がほとんどです。その多くが、クリア塗装面だけのキズだからです。しかし、ダーク系などの色が深いボディだと磨いた部分が白くなってしまって、逆に目立ってしまうかもしれないので、ダーク系ボディは止めておきましょう。
自分でできるかどうかは、爪の先でキズを対角になぞってみて、軽く引っ掛かかる程度だと補修できると判断してもよいでしょう。
キズが広くて深かったら、潔くあきらめてね。詳しくはこちらを参考にしてください!
ボディーの浅いキズはDIYできる
自信がない方は、一度ボディの目立たない場所にあるキズで試してから、翌日に状態を確かめてみましょう。
ボディの傷を消す方法
用意するもの *製品それぞれの使用方法を必ず読むようにしましょう
- スポンジ(専用の形が変形しにくいもの)*タオル&当て木でもよい
- 液体(またはペースト状)のコンパウンド(3000番・7500番・9800番のセットなど)
- 初心者の方には液体コンパウンドをオススメします。
- クリアコート(樹脂系のキズ消しコートを選ぶ)
手順
- タオルで補修する周りの汚れをとる。
- はじめはコンパウンド7500番(中細)からキズを磨きはじめる。
- 最初に7500番で試してみて、落ちにくい場合に3000番(細目)を使う。
- 大量に使わない。はじめは少量で試す。
- キズに対して、軽い力で平行に何度も手を動かすのがコツ。
- キズが目立たなくなってきたら、9800番(極細)で丁寧に磨きこむ。
- 磨きは「もう少し」と思うところで終える。やりすぎは禁物。
- きれいなタオルで乾拭き。残ったコンパウンドを取り去る。
- 最後はクリアコートで仕上げるのを忘れないようにしましょう。
コンパウンドの番号は、数が大きくなるほど目が細かく、小さいほど粗くなります。
コンパウンドの磨きすぎに注意
コンパウンドは9800番や極細でも、塗装を薄く削っていることになります。キズの周りだけ集中的に磨きすぎると、その部分だけ色あせ・上塗りが剥げるので注意が必要です。
また、専用スポンジをタオルで代用する場合、指の形に磨き痕が残るのを防止するために、コンパウンドの仕上げでは「当て木」を使って平滑に磨くようにしましょう。
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