放置すると塗装を痛める車についた鳥のフンの落とし方

鳥の糞には2種類があります。歯がない鳥は消化器官内の胃酸が強いために酸性の糞と、糖分が多く含まれたものを食べた鳥の糞はアルカリ性です。どちらにしてもボディの塗装を痛めます。

鳥のフンや虫の死骸は、そのまま放っておくと、昼と夜の温度差が塗装面を侵食させ、焼け・フクレ・シミの発生の原因になります。

車のボディについた鳥のフンや虫の死骸の落とし方をご紹介します。

鳥の糞の被害は、毎年4月中旬〜6月上旬に激増します。

発見したら、すぐに落とすようにしましょう。

乾きかけのものは無理して除去してはいけない

鳥のフン

特に、カラスなどの大型の鳥の糞は粘着度が高く、一度乾いたものを無理に取り去ると傷を付けてしまいます。

虫の死骸も同様で、体液と腐食成分には酸性・アルカリ性があり、タンパク質等も塗装面に悪影響を及ぼします。また、大型の虫の場合は厄介です。放置した状態では表面からの酸化がはじまります。下で紹介する適切な方法で除去しましょう。

固まったフンの除去方法(虫の死骸の場合も同じ)

40〜60°の温度で作った蒸しタオル(キッチンペーパーでもよい)をフンに5〜8分被せて、水と熱で浮かせます。これを2〜3回繰り返します(完全に取れるまで繰り返します)。フンを取り去ることができれば、十分に水洗いします。

フンの跡がシミになっていたら、コンパウンドで優しく研磨していきますが、クリア塗装のさらに下の塗装面まで浸食している場合はコーティング処理を忘れずに。

参考・
浅いキズを自分で修理する方法

フンの中に固形の硬い物質が混じっている場合があるので、なるべく擦らないで作業しましょう。

フンや死骸をウェットティッシュで除去する場合は、アルコール成分が含まれていない製品を使う必要があるので注意して下さい!

鳥の糞を防止する方法はあるのか?

稀に、狙われたように大量のフンを落とされている車を見かけたりします。「カラスや鳩は光が反射しているものに集まる習性がある?」など考えられていますが、鳥が車にフンをかける理由は未だに解明されていません。ビニール製のかかしを駐車場に設置して、被害を防いでいるドライバーもいるようです。

サイドミラー周りにフンが集中している場合

野外に駐車している自動車のサイドミラー(ドアミラー)に興味を示す鳥が多く、ミラー周りに集中してフン被害に遭う事例が多いようです。このようなケースではサイドミラーを折りたたむか、不透明な袋で隠すと改善できます。

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