コーティングした車のボディは水洗いだけで良いのか?
コーティングした車のボディは、「汚れない」「水洗いだけで良い」と思っていませんか?
「コーティング済みボディの洗車には、シャンプーを使ってはいけない」という誤解があるようです。
コーティング後も、定期的に洗剤を使って洗車しなければいけません!
コーティングを保つためにシャンプーで洗車を

コーティングは汚れにくく、汚れても水洗いで落としやすい効果がありますが、放っておくと徐々にコーティングの表面が、ホコリ・汚れ・油分などが蓄積した層に覆われます。
定期的にこの「汚れた層」をシャンプーで除去してコーティングの表面を露出させなければ、コーティングの効果は発揮されません。それどころか、コーティング層を痛めてしまいます。
コーティングしたからといって、ボディのメンテナンスが楽になったというわけではありません。
「コーティングは汚れない」「シャンプーで洗ってはダメ」は誤解です。
月に1度はシャンプーで洗車しましょう
理想的なコーティング車を洗車する頻度は、週に1回の簡単な水洗いと、月に1度シャンプーを使った洗車です。界面活性剤が配合された洗剤を使用しても問題ありません。
*水垢取りシャンプーや撥水シャンプーなど、コンパウンド(スクラブ)やコーティング剤入りのシャンプーをコーティング車のボディの使用は避けましょう。
洗車は愛車のコーティングの種類を把握して、指定されているシャンプーを使用することが大切です。
シャンプー洗車禁止のコーティング車はごく一部です
現在、最も一般的なボディコーティングには、以下の3種類があります。
- ポリマーコーティング(シリコーン・フッ素などの高分子化合物)
- ガラスコーティング(二酸化ケイ素=ガラスの主成分)
- ガラス系コーティング(二酸化ケイ素に近い樹脂コーティング)
この中でシャンプーを使って洗車してはいけないのは、一部の旧式のポリマーコーティングだけで現在では非常に稀です。せっかくのコーティング層を長く保つために、適切な洗車に心がけましょう。