高価買取になる車の特徴とは?
車の査定では、車種・年式・走行距離が最も重視されます。それに加えて、日本自動車査定協会によって定められた査定基準に沿って、査定士が実車を加点・減点して査定価格が決定されます。
車種や年式の査定評価は、各都道府県・各店舗の社内基準によって若干異なります。
総合的にいえば、中古車市場でリセールバリュー(再販価値)を重視して査定価格が決定されます。ちなみに、この「リセールバリュー」という言葉は、ガリバーを運営する株式会社IDOMの商標登録(第4888249号)です。
実際は、査定士の「第一印象・直感・主観」で判断される部分が多いのです。
査定評価が高い車は「すぐに市場に流せる車」
大切に扱われていたのか、粗末に扱われていたのか、車は物語ります。無理のない乗り方で使用され、丁寧にメンテナンスされていたと判断されると必ず加点されます。
キズ・凹みを気にされる方は多いのですが、よほど酷い場合を除いて大きな減点対象にはなりません。
何かしらの欠陥がある車は商品として「売れない・売りにくい」ので、修理・交換が前提で買い取ることになってしまい、減点されます。
修理が必要になる場合、店頭・オークション販売するまでに2〜3週間の修理期間(再商品化)が不可欠だからです。(参考・車を高く売るのにおすすめの時期)
中古車査定の原則
- 「走る・曲がる・止まる」は正常か?
- 「快適」に乗れるか?
- 「内装・外装」はキレイか?
①自動車としての基本性能
各社の方針により若干の差異がありますが、基本的に日本自動車査定協会が定めている方法で調査します。年数と走行距離のバランスは不自然ではないか、修復歴・事故歴があるのか。
②快適性
エアコン・カーナビ・TV・オーディオ、また、ETCや、キーレスエントリー、スマートエントリー機能などを指します。これらの機能は付属されている以上、販売時には正常に作動していることが絶対条件になり、修理・交換が必要であればマイナスポイントになります。
特に「エアコンは正常に動くのか」は重視されます。カーナビ・TV・オーディオ類は一体型になっている製品が多く、また新製品が出るサイクルも早いために、加点要因は少ないといわれています。
③内装と外装
インテリア・エクステリアと呼ばれます。特に内装の印象は「どのように車を扱っていたのか」を物語りますので、重視して加点・減点されます。全体的な汚れ、シートの経たり等は、車内の臭いを重点的にチェックされます。一方外観は、年数相応の傷であれば問題ないと評価されますが、目立つものは減点対象になります。
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保証期間内に壊れる可能性はあるのか?
通常、買取られた車が中古車として販売されるときには、「2年・1年・半年」などの保証期間が設けられます。新ユーザーに渡ってしまった車は、少なくても保証期間以内を「トラブル無し」「消耗部品の交換無し」で乗り切らなくてはいけません。
期間内に部品交換を含めた整備が必要になると判断された場合には、その分減点対象になってしまいます。
各部品の消耗・劣化は経年変化だけではなく、走行距離や日常のメンテナンスで異なってきます。また、オイルや、ブレーキパッド、タイミングベルトがどれぐらいの走行距離で交換されていたのか、メンテナンスノートと実車を照らし合わせて、不自然な箇所はないのか見極めます。
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