ダッシュボード・メーターパネルの掃除

ダッシュボード周りなどの樹脂製部分(プラスチック)は、3年ほどすると結構汚れていて、実は退色が早く、艶も失っています。清掃は、まず乾拭きからはじめる必要があります。粘着した汚れはお湯(40〜60°)を絞ったタオルなどで浮かせて除去します。艶出しクリーナーで仕上げると、ずいぶん印象が変わります。

樹脂製部分に付いた白いすり傷

シボ加工

内装の樹脂部分は「シボ加工」という表面加工で、目をこらしてみると凸凹状の細かい「革の模様」が付いています(ドット柄などもあります)。これは金型から転写したもので、傷が付くと白く引っ掻いたようになるのが特長です。

残念ですが、シボについた傷は素人で修復方法はありません。無理をして強く擦すると表面が荒れるだけなので、修復は諦めて艶出しクリーナーで目立たなくさせる効果を狙います。

ただし、シボの色によっては、傷を目立たなくなる効果が表れない場合があります。乾拭きを十分にした後に、艶出しクリーナーを使って丁寧に拭きムラのないようにしましょう。

艶出しクリーナーは、植物性油脂成分の製品より、シリコンポリマーなどの製品が劣化を抑えるのでお勧めです。カーワックスの製品では内装にも兼用に使えるものが多くあり、そちらを代用しても問題ありません。

車内が暑くなっている状態での、クリーナーの使用には注意しましょう。
素材が高温になっていれば、クリーナーの薬剤の渇きが早く、ムラ・シミの原因になります。

エアコンなどで温度調節してから、掃除を始めましょう。

メーターパネル(アクリルカバー類)

メーターフード・モニターカバーなどのクリアパーツはアクリル樹脂や塩化ビニル樹脂等を使用しているので、エタノールは使わないように注意しましょう。これらの素材は静電気が起こりやすく汚れが溜まりやすい上に強度が弱く、埃・細かいゴミなどが付いたまま乾いた布や、指で擦ってしまうと傷が付いてしまいます。

パソコンの画面の掃除に使う小型の「化学繊維毛ばたき」で強い静電気で、吸着・除去するのが最善です。また、固まってしまった汚れは布を湿らせて取り去ります。かすり傷などで白く曇ってしまっている場合は、「プラスティック微細傷消し剤」・「プラスティッククリアー」が有効ですが、深い傷は治りません。

カーナビ・TV画面
薬品は使わないようにするのが最善です。「化学繊維毛ばたき」で埃と落として、乾式のレンズクリーナー・眼鏡拭きで、脱脂する程度で良いでしょう。喫煙車であれば、画面にヤニが付いているので、湿式のレンズクリーナーを利用してもよいでしょう。

ボタンの隙間に粘着してこびり付いた汚れ
隙間に残ったジュースの水分が蒸発したり、飴が溶けて残った糖分などの粘着質や手垢は、綿棒にエタノールを浸して、擦って取り去ります。

ページの先頭へ