〜2016年ミニバン新車販売台数ランキング1位〜

トヨタ・シエンタ〜軽自動車は嫌、大きなミニバンだと運転が苦手という人に

シエンタは同トヨタが販売する5ナンバーサイズミニバンのノアよりも一回り小さい、サブコンパクトカーに属する7人乗りミニバンです。現行車2代目が登場して以来、2016年の新車販売台数ランキングではミニバンのトップを維持し続けるほど人気の高い車種となっています。

メーカー車両情報・トヨタ シエンタ

現行車2代目のボディデザインはトレッキングシューズをイメージ

シエンタの初代は2003年に発売されました。サブコンパクトカーのサイズへ収めるために前部はファンカーゴのプラットフォームを使い、後部は3列シートの荷重を支えるためにカローラスパシオのプラットフォームを使うといった斬新な設計が取られ、さらに当時、世界最薄といわれたアルミメッキ鋼板のガソリンタンクを採用して広い車内空間を確保するなどトヨタ独自の技術が盛り込まれていました。

しかしボディデザインに個性がなく、しかもラインナップには1.5Lエンジン搭載車しか用意されていなかったため、販売成績は好調といえず、2010年には販売を一旦終了します。その9ヶ月後に販売を再開、マイナーチェンジも行いましたが基本設計が古いことからテコ入れとはならず、依然としてトヨタの中では影の薄い存在でした。

シエンタが注目を集めるのは2015年のフルモデルチェンジからです。トレッキングシューズをイメージしたというエクステリアは有機体を思わせる曲線を多用、フロントとリアはバンパーガーニッシュがヘッドライトやリアコンビネーションランプまでライン加飾を行うなど、これまでのシンプルなサブコンパクトカーミニバンから大きな変貌を遂げています。

シエンタとフリードの主なスペックを比較

現在、サブコンパクトカーの国産車ミニバンはシエンタの他にホンダのフリードしかありません。ここではシエンタとフリードの主なスペックを比較します。

シエンタ HYBRID GフリードHYBRID G
全長×全幅×全高(mm)4235×1695×16754265×1695×1710
客室内寸法2535×1470×12803045×1455×1275
車両重量1380kg1430kg
JC08モード27.2km/L27.2km/L
エンジン最高出力45kW(61PS)22kW(29.5PS)
エンジン最大トルク111N・m(11.3kg・m)/3600rpm〜4400rpm134N・m(13.7kg・m)/5000rpm
モーター最高出力169N・m(17.2kg・m)160N・m(16.3kg・m)
モーター最大トルク169N・m(17.2kg・m)160N・m(16.3kg・m)

両車ともにハイブリッド仕様を上級グレードに設定しています。トヨタはスプリット方式、ホンダはパラレル方式を採用していますが、走行性能や燃費効率はほぼ互角と言っていいでしょう。ボディサイズや車内空間、また予防安全装置もシエンタはToyota Safety Sense C、フリードはHonda SENSINGとそれぞれ最先端のシステムを搭載、スペック的には大きな差を見つけることができません。

フリードのエクステリアはフィットを一回り大きくしたようなワンモーションフォルムでシエンタと違い、ミニバンとしてはオーソドックスなスタイルです。ユーザーの選択基準はデザイン面だけでしょう。シエンタは2015年、フリードは2016年にフルモデルチェンジを行なったばかりなので他車種のトヨタとホンダ同様に、シエンタとフリードのライバル関係は当分の間、続きそうです。

明るい雰囲気を演出するインテリアカラー

シエンタのインテリアはエクステリアほど独創的ではなく、トヨタらしいオーソドックスなデザインにまとめられています。サブコンパクトサイズなのでラグジュアリーな装備は期待できませんが、フロマージュとダークブラウンを組み合わせたインテリアカラーは車内に明るい雰囲気を与え、操作性に優れたインパネ回りには水平基調のオレンジラインを加飾してシンプルな車内にアクセントを添えています。

3列シートは後方に向かうほどヒップポイントを高くするシアターレイアウトが採用されているので、3列目乗車でも前方視界を確保でき、圧迫感を低減させます。高い位置に設定したシート下にはバッテリーとガソリンタンクを収納、低重心化も兼ねているので走行安定性が向上しています。

大きなミニバンは運転が不安という人に最適の車種

後部スライドドアを開けた時の乗り込み高さは330mmで段差がないため、小さな子供や高齢者でも無理なく乗降ができます。2列目シートはレバーワンタッチで跳ね上がり、495mmという広い腰部開口幅が生まれるので3列目シートの乗降もサブコンパクトカーとは思えないほど容易に行えます。

さらに3列目シートは2列目シート下に収納できるダイブイン機能を備えているため、簡単な操作で広いラゲージスペースを作り出せます。シートアレンジによるユーティリティ性はワンランク上のミニバンと変わりありません。小さい子供のいる家族向けの車種としては軽自動車のトールワゴンが高い人気を集めていますが、軽自動車はやっぱり小さくて不安、でも大きなミニバンは運転するのが苦手、という人にシエンタは最適の車種といえるでしょう。

筆者の主観的所見

シエンタは7人乗りもできますが、フル乗車になると2列目中央は左右シートの繋ぎ目になり、3列目シートは膝元に余裕はあるものの、両サイドにタイヤハウスがあるため、大人2人が座るとかなりタイトになります。

とくに3列目はダイブイン機能を持っていることから背もたれは薄く、座面の下には折りたたみ用装置が備わっているので座り心地が悪く、ロングドライブでは快適性が損なわれます。2列目シートは2人用、3列目シートは子供用または緊急用と割り切った方がいいでしょう。大人7人を乗せる機会が多い人はワンクラス上のミニバンをお勧めします。


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