4WD車やトラックは10年落ちでも高く売れる!
中古車市場において、4WD車やトラックは大変高価格で取引される車です。特に総称でクロカン4WDと呼ばれる、いわゆるジープから派生してきた、トヨタ・ランドクルーザー(以下 ランクル)、三菱・パジェロ、軽自動車のスズキ・ジムニーなどは不動の人気を誇ります。
2014年ランクルファンを狂喜させた「生きた化石の復活」とも呼べるランクル70型の新車販売などは、その人気を裏付ける証明の一つといえるでしょう。このクラスのクロカン4WDについては、旧型モデルの継続生産販売が海外で続くなど、一貫した耐久性がセールスポイントのひとつです。
「10年なんて、慣らしが終わったような程度」とジョークをいう人もいて、低年式車を狙う人もいるくらい中古車の人気が高いのです。
10年落ちでもまだまだ使える日本のクロカン4WDとトラック
トヨタ・ランドクルーザーや三菱・パジェロに代表されるクロカンタイプの4WD車、日本のメーカーがお家芸としている、軽トラックをはじめとする商用車の耐久性は、おそらく世界一ではないでしょうか。
「耐久性」という言葉を見聞きすると、大多数の人は「長持ちする・壊れない」をイメージするようですが、日本の自動車の場合はそうとばかりはいえません。日本の工業製品を代表する「自動車」が世界でも評価が集まったのは、工作技術による造りの良さだけではありません。
それ以上に「長く使える様に工夫されている」という理由があるからです。長く使える理由には、部品など耐久性も挙げられますが、部品が安く入手しやすいこと、修理や交換などメンテナンスがしやすいことも大きく影響します。
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下取り0円だからあきらめるのか?
人気のクロカン4WDでも、10年を超える車の査定基準価格はありません。また、高年式でも10万キロ超えのトラックは減点で査定価格が0円に等しくなります。新車ディーラーや質の悪い買い取り業者では、それを理由にして安く買い叩こうとします。
しかし、古い車や過走行の車では、査定協会の査定による価格はなくても、市場での需要がある限り「売れるか?売れないか?」で買い取り価格は判定されます。
その中古車を買う人は「使えるか?使えないか?」で購入検討するので、あなたが十分に使える車と思うなら、高価買取をあきらめる必要はなさそうです。
海外での人気がその理由
クロカン4WD、そしてトラックは、車そのもの基本的な耐久性に高いメンテナンス性能が加味され、海外でも高い評価で人気があります。
国内ではワゴンの延長線のような評価がされているクロカン4WDですが、東南アジアやアフリカ、ロシアなど発展途上国を中心に中古車の需要が大変高くなっています。
こうした国々では、日本で使い古された中古車でも、需要のあるトラックとともに人気の高いクロカン4WDも買い付けられ輸出されるようになっています。
また、パーツが安く入手がしやすい日本車は長く使える車として大変に重宝されているので、日本で現役を終えたクロカン4WDとトラックの需要が高くなっているのです。
ちょっぴり怪しく聞こえる中古車の輸出は…
合法的な「リサイクルビジネス」として、2000年代の半ば頃から活発になっています。
下取り0円でも買取では高価買い取りになる
つまり、日本での市場価値がなくても海外の中古車バイヤーによる高価買い付けが期待できます。特に円安ドル高が進んだ今、海外バイヤーは日本車が安く買える事をビジネスの好機として積極的に買い付けています。現実には、買い取り査定業者を通して輸出業者や海外バイヤーの手に渡ります。
10年ぐらいの程度の良いクロカン4WDとトラックは、買い取り業者から輸出業者の手に渡り海外に売却されるので、いわゆる低年式車・過走行車と呼ばれた車の市場価値は上がっているので、買取業者に高く売れるわけです。
無料で見てもらえる買い取り査定なので、新車ディーラーに安い値段で下取りに出す前に一括査定サイトを利用してみましょう。
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