下取価格は車買取業者との交渉材料になる

ディーラーの下取り

クルマを売却する際、一般的には車買取業者へ査定依頼した方が高値買取りを実現できますが、売却した金額を新車購入の頭金に充当するのであれば、ディーラーの下取り価格も見積もりを取り、車買取業者との交渉材料にすることをお勧めします。

条件次第ではディーラー下取り価格の方が高額になる場合もあります。

ディーラー下取り価格が車買取業者の買取価格よりも高額になる条件は以下のようになります。

  1. メーカーとディーラーを選ぶこと
  2. 購入対象車が比較的不人気車種であること
  3. ディーラーの期末またはセールス強化月間などイベント開催中であること

下取り価格も買取価格も算出の元になるのは査定価格で、しっかりした査定士が対象車両を調べている限り、査定価格は大差ありません。買取業者は対象車両の中古車市場人気を考慮して査定価格に上乗せを行なって買取価格とし、ディーラーは新車の値引き価格を上乗せして下取り価格とします。

したがって所有している車種が中古車市場で不人気の場合、買取価格は高値が期待できません。しかしディーラーは新車販売が目的なので下取り車が不人気であっても新車の値引き幅を充当することができます。

値引き幅の大きい車種を選べば買取価格よりも下取り価格が高くなる可能性は十分にあるので、見積もりを取った後で再度、車買取業者との交渉を行いましょう。

以下に上記の条件の解説をします。


①メーカーとディーラーを選ぶこと

下取り価格は新車の値引き価格が含まれることによって高値がつきます。しかし各メーカーとディーラーによって値引き幅が異なるので、購入車が特定のメーカーに決まっている以外であればメーカーを選びましょう。トヨタや日産は比較的値引き幅が多く、ホンダやスバルは値引き幅が比較的少ないメーカーとなっています。マツダはかつて大幅な値引きをしていたことから経営危機に陥った反省を踏まえ、現在はほとんど値引きをしません。三菱は燃費改ざん問題以降、販売台数が不振のため値引き幅が大きくなっています。

値引き幅が大きいトヨタはディーラーが5系列あり、同型車をバッジエンジニアリングによって系列ディーラーごとに競合させている車種があります。したがってバッジエンジニアリング車であれば異なるディーラーで下取り価格の比較を行うのは効果的な方法になります。またホンダやマツダ、スバルのようにディーラー系列が1つであっても地域によって販売会社は異なります。同じ車種でも異なる販売会社であれば十分に競合材料となるので、複数の店舗を回って下取り価格の見積もりを取りましょう。

②購入対象車が比較的不人気車種であること

下取り価格を車買取価格と競合材料にするための、もっとも大切なポイントが購入対象車を不人気車にすることです。比較的値引き幅が大きいトヨタや日産であっても、新型車は大幅な値引きが期待できません。また下取り価格も査定価格のままとなるので、人気車の購入であれば所有しているクルマを下取りに出さず、車買取業者へ売却した方が高額引取の可能性が大きくなります。

しかしモデルチェンジから時間が経ち、しかも次回のフルモデルチェンジの予定がない車種もあります。これらの車種はメーカー側も在庫過剰にならないように配慮していますが、それでも月間目標台数を下回っている車種は在庫状態になりがちです。ディーラー側としても在庫状態のままで置いておくくらいなら多少、値引き幅を大きくしても早く売ってしまいたいというのが本音です。

たとえばトヨタの3ナンバー2BOXタイプのオーリスは国内における月間目標台数は3000台となっていますが、現在の販売台数は1300~1500台と大きく下回っています。オーリスは欧州向けの車種であるため車内装備はシンプルですがユーティリティ性が高く、日常的に乗る車種としてはまったく不足部分のないクルマです。不人気車のほとんどはオーリスのように性能的には問題がなくても個性の部分が欠けているなど感受性で判断されることが多いので、購入する段階になっても実用性で困ることはありません。

③ディーラーの期末またはセールス強化月間などイベント開催中であること

不人気車であっても値引き幅は一定額に決まっているため、それ以上の値引きは期待できません。しかし期末やボーナス商戦時期はディーラーが販売成績を伸ばしたい時期なので、ディーラー側は値引きを上限まで行なった後でも、査定額を高くするという奥の手を出してきます。

この時期、車買取業者も買取台数の稼ぎ時となるため、査定依頼者がディーラーからの下取り価格を含む見積書を見て、予算に余裕があるならば下取り価格を上回っても買取を行う可能性は十分にあります。

ひとつ気をつけなければいけないのは、ディーラーで下取り価格や値引きの交渉をする場合、見積もり書も取っていないのに競合車の値引き価格を比較に持ち出してはいけません。とくにネット内では真偽を確かめられない値引き情報が蔓延していますが、それらを参考にしてディーラーと交渉に当っても実際の相場とかけ離れていると、ディーラー側が最初から拒否の姿勢を見せることがあります。

「どうぞそちらでお買い上げください」とやんわり断られ、交渉に持ち込むこともできなくなるので競合車を持ち出して交渉するのであれば、必ずディーラーに行って最低限、見積書を取得しておきましょう。

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